kiyoppyの生活パート1

私の日頃の生活を紹介します。
現在、一人暮らしを始めて12年になります。
ヘルパーさんを1日平日は10時間、休みの日は33時間利用しながら生活をしています。
21人のヘルパーさんが交代しながら支援してくれていますが、一番の悩みはコミュニケーションです。
指示をする事、世間話をする事、判断する事、いろいろな意味でのコミュニケーションの大切さと大変さを感じています。
12月で36歳になります。年には勝てません。
秋冬になると緊張と嚥下が悪くなります。でも50歳まで一人暮らしを続けたいと思っています。
スケジュールの予定や変更の調整なども自分でするので、予定の変更などはとても大変です。
休みの日の過ごし方はカラオケやコンサートに行く事が多く、その際にもヘルパーさんを利用して行きます。カラオケへ行きたいと思ったら1か月前から車、人の手配をしてから出かけています。
ちなみに、好きなアーティストはスマップとAKB48です。
自宅での過ごし方は主にパソコンをしている事が多くメールやインターネットを見ています。ボランティアを集めて外出することが私にとっての楽しみです。ヘルパーさんとの違いは友人に近い感覚で過ごす事が出来る事でリラックスして楽しむ事が出来ます。
自分でボランティア募集のチラシを作りボラナビに問い合わせして載せてもらいました。ジモティーにも載せていますので見て下さい。現在0名のボランティアと遊びに行っています。これから、もっとボランティアを増やしていきたいです私には大切な出会いがありました。
アンビシャスの5年目のお祝いパーティーをした時、初めて北海道で活躍しているシンガーソングライターの桜庭和さんとお会いしました。私は中学3年生から書き続けてきた20枚のポエムを封筒に入れて思い切って渡しました。私はこのポエムが歌になるといいなと思いました。その後桜庭さんがアンビシャスに来て、私のポエムから良いフレーズを集め2時間くらいで曲をつくってくださいました。曲のタイトルは『僕の奇跡』です。
 『僕の奇跡』を書いた理由は、健常者も障がい者も親に感謝の言葉を言うのは恥ずかしいものです。でも最近母の日に花キューピットを頼んで送ったらありがとうと言ってくれたことが嬉しかったし、そういう人が増えるといいと思いました
 桜庭さんの道新ホールでのコンサートでは、ステージ上に上がらせてもらって、お客さんが感動して泣いているのを見て「ありがとう」という気持ちでいっぱいでした。
 2009年、桜庭さんと24時間テレビに出演しました。私はテレビに出演するのが初めてだったので、洋服を選んで、ガチガチ緊張して、声が出せませんでしたが、アンビシャスの仲間が応援に来てくれたので、リラックスして声が出せました。
 『僕の奇跡』が入っている『TO YOU』というアルバムが500枚売れました。売り上げの一部を桜庭さんと私で分けてユニセフに寄付しました
歌ができ、寄付ができ、奇跡が2度起こりました。こういう経験はすばらしく素敵なことだと思いました。
『TO YOU』というアルバムが4プラの7階にあるCDショップ、音楽処に置いてありますので是非、聴いてみてください。
現在37歳です。私の夢は、ヘルパー事業所を建てることです。何故かというと自分でヘルパーを育てて、やりたいように出来ると思って、地域の役に立ちたいと思います。